- 2018.05.08
- 入会申込書・・・手書き伝票
今回から少しずつ商品の紹介をしていく予定です。
その商品の特徴などを分かりやすく紹介できればと思います。
第一弾は、手書きの申込書です。
スポーツクラブ様の入会申込書をご紹介します。
一般的な複写用紙を使った2枚1組の申込書です。1枚目はクラブの控えのため、
2枚目はお客様(会員様)の控えのものとなり、今回は用紙の色で識別しやすくしてあります。
1枚目はアサギ、2枚目は白です。もちろん1枚目も2枚目も同じ白の用紙を使う場合もあり、
印刷の刷色を別の色にする場合もあります。申込書の内容については、まったく同じ場合、部分的に異なる場合とあります。
今回は1枚目、2枚目がそれぞれ異なりますので、その内容についてお話します。
異なる部分には、スポーツクラブ様側が知っておきたい内容、例えばお客様の身体の
状態などについての質問が記載されています。これはとても大切なことではないでしょうか。
お客様の連絡先や入会に対する同意だけでは分からないことで、何か事故やトラブルが
起こった時に素早く対応できることにもつながります。クラブ控えの用紙にそのことを記載し、
お客様控えの用紙には確認事項などお客様にとって大切な内容を記載します。
この部分が異なる内容です。
複写用紙のため上から書いた文字などが2枚目に写ってしまうため、2枚目に写らないように
するため減感インキを使ってその部分だけ印刷します。
この処理をすれば、2枚目に写る心配はありません。
ここで、1枚目と2枚目の記載内容を少し変えただけで起こる重要なことに気づきます。
それは、スポーツクラブ様の情報の受発信です。
お客様からの大切な情報を得るために内容を一部変え、同時にお客様へ大切なことを
伝えるために入会申込書を活用しています。これによりスポーツクラブ様、お客様双方に
とってハッピーではないでしょうか。
申込書が2枚とも同じ内容であれば、多少でもコストを下げることができますが、
コストが少しかかったとしても大切な情報の受発信ができればその価値はあると考えます。
用紙については、クラブ控えの用紙は通常の厚さ(コピー用紙程度)のものを使い、
お客様控えの用紙は少し厚い用紙を使う場合が多いです。
手書きの領収証をイメージしてください。
手に持った時に少しコシがあり、普通の用紙とは違う、簡単に捨てることができないという
感覚はありませんか。
お客様控えの用紙の裏面には、会員規約などの重要事項が記載されていることが多いです。
両面印刷をする場合、通常の用紙の厚さでは文字などが透けてしまうため、厚みのある用紙を
使うことでそれを防ぐことになります。やはりお客様に渡す用紙であり、簡単に捨てられない
ために見栄えも大切だと考えます。
今回の申込書には入っていませんが、ファイルするための2穴が入る場合もあります。
申込書の保存の方法にもよりますが、左側や上の部分に2穴が入っていることで
便利な面もあります。
ながながと紹介させていただきましたが、分からない部分などありましたら、
お問い合わせください。一緒に良いモノ、使いやすいモノを作っていきたいです。