お知らせ

2014.09.24
カーボン印刷の伝票か、複写紙の伝票か?

最近、よく質問されることに

  「カーボン印刷の伝票か、複写紙の伝票、どちらがいいの?」
  「どちらが価格面で安いの?」

ということがあります。

私はいくつかの点でお答えさせていただいております。

まず、『使いやすさ・使う意味』についてです。
特にカーボン印刷については、ハッキリとした理由があって使っていると思われます。
下の紙に写った文字が長期間にわたって、消えないためとか。
だから、金融機関や郵便局などで使われていると考えられます。
複写紙だと保存状況にもよりますが、数年(3~5年とも言われます)で文字が
見えなくなることも起こりかねます。
そのようなことから、「何のために使っているか」をよく考えた方がよいと思います。

印刷74.JPG次に、『価格』についてです。
価格については、正直よく分かりません。
複写紙の伝票の方が価格が安いと思っていましたが、減感インキ(下の紙に文字が写らなく
するための処置)を使ったり、3枚、4枚になった時の用紙の価格を考えると
それほど価格に差がないことが分かりました。
価格で判断することは難しいのではと思います。

最後に、『注文する印刷会社・製本会社』についてです。
カーボン印刷については、年々取り扱う印刷会社も、製本会社も減ってきています。
一方、複写紙の伝票はまだ注文しやすい状況です。
作りやすさ、注文のしやすさなども検討材料になるのかと思います。
ただ、カーボン印刷の伝票から複写紙の伝票に変更した場合、
文字が写っていい部分といけない部分をしっかり確認して作業を進めることが大切です。
このことは、特に注意が必要です。

印刷73.JPG
以上のことを考えながら、どちらの伝票にするのかを判断されると良いかと思います。

何かありましたら、お気軽にお問い合わせください。
よろしくお願い致します。



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