お知らせ

2019.09.11
天災とペーパーレス

先日の日曜日夜から月曜日朝にかけて、関東地方を台風が直撃しました。

大変な被害が出たことを新聞、ニュースなどで見て、驚いております。
被害にあわれた方々には、心よりお悔やみ申し上げるとともに、
一日でもはやく普通の生活に戻れるように願うばかりです。

電気が止まり、次に断水になるという状況をテレビのニュースで見る中、
ある病院のスタッフの方の話を聞きました。

「患者さんのデータはペーパーレス化しているので、電気が止まると
 データを見ることができない」と話されていました。

昨年の北海道で起きた地震の時も、同じような話をされているのを聞きました。

われわれ印刷業界にとっては厳しい現実ですが、
今後もペーパーレス化はさらに進んでいくと考えています。
これは、時代の流れなので仕方がないとは思います。
しかし、紙を使用することが悪いとか、データ管理が便利だからなどの理由で
ペーパーレス化を進めることが本当に正しいのか。
電気が止まった時のことも前提に考えていかなければならないと思いますが、
いかがでしょうか。
個人的には、紙媒体(アナログ)とデータ管理(デジタル)は共存していくことが
良いのではと考えています。必要なモノは紙で情報を残すことも大切であり、
データの便利さも大切だと考えます。

天災が起こるたびに考えていますが、みなさんはどのように考えますか。

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